皆様はバンクシーをご存じですか?
バンクシーはアート界の異端児と言われる、匿名で活動するイギリスのアーティスト。
街の壁面をキャンバスに見立て、ステンシルアートという手法で短時間で仕上げていくのだそう。
何かと話題をさらっていく彼の作品や活動ですが、彼自身については謎に包まれたまま。
それがまた興味をかきたてられるところでもあります。
先日、天王洲で開催されている、「バンクシーって誰?」展に行ってまいりました。
彼の作品はさることながら、実際に描かれていた異国の街角を再現した会場は日本であることを忘れてしまうくらい良くできていて、見ごたえたっぷりの展示会でした。
彼のストリートアートには、社会に対する皮肉をうまく取り入れてあり、シンプルな作品が持つ大きなメッセージに圧倒されてしまいます。
音声ガイドを借りてゆっくり回りました。
そんなに大きな会場ではないのですが、3時間くらい見ていたかもしれません。
バンクシーについてや作品のバックグラウンドを知ることで、何十倍も楽しめた気がします。
忙しく過ぎてしまう毎日ですが、こちらで足を止めた3時間はとても貴重なものでした。
ふと、人間て何なのか。
自分はなにものなのか。
そんなことを考えさせられる時間でもありました。
バンクシーって誰?展。
8/21~12/5まで天王洲・寺田倉庫G1ビルにて開催。
おすすめです!